徳島県が全国でトップ(都道府県別社長輩出率)
徳島県が全国でトップ(都道府県別社長輩出率) 東京商工リサーチの調査によりますと、 出身県別の社長数と人口(2013 年人口推計)を対比した「輩出率」で全国で最も比率が高かったのは徳島 県だそうです。(前年は2位) 徳島県は堅実・実直を旨とし実利に富む「阿波商人」として知られます。 全国3位は前年と変わらず香川県。緻密で合理的、金銭感覚にも優れて いるのが特長で従来より上位にランキングされています。 愛媛県が5位、高知県も12位と、四国全体でみると地区別では前年に続き全国トップの水準を維持しているとのこと。(ちなみに中国は4位、九州は6位) ただし、輩出率の高止まりには、地方の人口減少が影響している事実もあります。
社長の出身県と会社所在地を対比した「地元率」では、香川県が前年と 同じ5位。 愛知県や広島県のように、自動車産業など主力産業がある地区では 御膝元に関連業種が集中し、結果的に地元で就職、創業または跡を 継いで社長になるケースも多いとみられる中、これといった主力産業 が無い香川県の5位は珍しい現象といえるかもしれませんね。 (ちなみに愛知県は2位、広島県は4位)