四国上場企業の今期見通し 上方修正相次ぐ
四国上場企業の今期見通し 上方修正相次ぐ 四国4県の上場企業で、2014年3月期の連結経常損益見通しの上方 修正が相次いでいます。
タダノ・・・前期比35%アップの155億円。震災の復興需要や公共事業 の増加に加え北米を中心に資源開発が進み、建設機械の受注が好調。 円安基調も業績を底上げ。
三浦工業・・・前期比2%アップの90億円。新興市場を開拓して業績が 回復。 3月にインドネシアの新工場が稼働し、東南アジアの市場開拓を 本格化。韓国の新工場も7月に生産開始。 来年3月期の海外事業での 売り上げが108億円と前期比14%アップの見通し。
四国化成工業・・・前期比16%アップの64億円。円安基調が企業業績を 底上げし、連結経常損益が過去最高を更新する見込み。来春に予定 される消費増税前の住宅着工数アップを追い風にして、自社のエクステ リア製品の生産が高水準で推移。
ほか9社の上場企業(14年3月期)が増益または黒字転換する見通し。 (アオイ電子、ニホンフラッシュ、ニッポン高度紙工業、四電工、セキ、 阿波製紙、日本興業、セーラー広告)
採用意欲の上昇に伴い、中途(即戦力)採用の活発化も予想されます。